過払金返還請求

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過払金とは

過払とは、消費者金融などの貸金業者に「返済しすぎ」の状態を指します。 過払状態になっているのか、それとも債務が減額するに留まるのかは、引直計算(金利再計算)によって判明します。

book007_88x100法律上、消費者金融に対し返す必要の無いお金を返したわけですから、その過払金はあなたのものです。しかし、あなたからアクションを起こさなければ、過払状態であることは判明しませんし、消費者金融自ら過払である旨連絡し、過払金を返してくれるわけではありません。

また、過払金返還請求権は、一定の長期間放っておくと、消滅時効を主張されることによって、請求できなくなります。 従って、自ら過払状態であることを確認し、貸金業者に対して過払請求をし、過払金を回収する必要があります(過払金返還請求)。

過払金が発生する理由
book019_77x100消費者金融等の貸金業者の大半は、出資法の上限利率であった年29.2%若しくはよりそれに近い利率で貸付を行っています(または過去に行なっていました)。また、消費者金融だけでなく、クレジットカードでのキャッシングについても同様の利率で貸付を行っていたケースが多いです。しかし、利息制限法では受領してよい利率を年15%~20%までしか認めておらず、これを超える利息の支払いは「無効」であると規定しています。よって、貸金業者による利率と利息制限法の定める上限利率に大きな開きがあるため、「払いすぎ(過払)」という現象が生じてしまい、これを返してもらう必要があるのです(過払金返還請求)。

元本(借りた金額) 上限利率
1円~10万円未満 年20%
10万円~100万円未満 年18%
100万円以上 年15%

過払は、上記のような(債務者が消費者金融等の貸金業者から利息制限法の利率を越える利息)借入れをしている場合において(全取引を)、利息制限法に引直計算をした結果、算出されるものです。

従って、単に上記のような借入れをしているというだけでは、過払金発生の有無は判断できません(過払金が発生するためには、取引期間などが大きく関係してきます)。

過払金返還請求ができる人
  • book008_95x100完済済みの人
    • 消費者金融等からの借入をを普通に返し終わった人の場合、通常、過払い状態になっており、返還請求ができます。
  • 弁済途中の人
    • 長期間(5年以上程度)返済している場合、過払い状態になっており、返還請求できる可能性が高いです。また、それ以外の方も、債務金額を減少させることができます。場合によっては、返還請求が出来ることもあります。
    • 現実に過払い金を回収できないケースでも現在の残高に充当することにより、借入金を圧縮することができます。

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